賭けゴルフを繰り返した疑い 熊本県議ら13人書類送検「金銭授受はしていない」
賭けゴルフをしたとして刑事告発されていた熊本県議12人と元県議1人について、熊本県警が、常習賭博の疑いで書類送検していたことが捜査関係者への取材で分かりました。 書類送検されたのは自民党所属の県議11人と無所属の県議1人、元県議1人で、2019年12月から去年7月にかけ、県内外のゴルフ場で成績に応じて勝敗を決める方法で金銭をやりとりしていた疑いです。 この事件をめぐっては、週刊誌が2月に賭けゴルフの疑惑を報道。3月に熊本市に住む女性が刑事告発していました。 書類送検された県議の1人、前川收県連会長は「ゴルフをしたことは事実。金銭授受を伴う賭けゴルフはしておらず事実無根。捜査には協力する」とコメントを発表しました。 また、書類送検された別の自民党県議はKABの取材に対し「警察からは事情聴取で事実関係を確認された。今後も捜査には協力するが、賭けゴルフはしていない」と話しました。 木村知事は「起訴となるか不起訴となるか、今の段階ではまったく分からない中で、私がコメントすべきことはございません」としています。