三代目JSB・今市隆二、レディー・ガガの最新アルバムをレビュー。おすすめは「朝に聴く」
今市隆二が、レディー・ガガのアルバム『ハーレクイン』をレビューし、今年のソロ活動の総括をおこなった。 このトークをお届けしたのは、今市が木曜日のナビゲーターを務めるJ-WAVE『SPARK』。オンエアは10月17日(木)。
『SPARK』初のトークイベント配信中
今市は2024年10月に『SPARK』の木曜番組ナビゲーターを担当して10周年を迎える。10周年を記念して、初のトークイベント「J-WAVE SPARK TALK LIVE featuring RYUJI IMAICHI」が10月16日、EX THEATER ROPPONGIにて開催された。 今市:イベントにお越しいただいたみなさん、ありがとうございました! 盛り上がりましたね。ラジオの公開収録ならではのイベントもやれましたし、自分自身も楽しくやれました。 公開収録とオリジナルトークの模様は、ライブ配信サービス「CL」で視聴が可能だ。 今市:今回行けなかった、生で配信を観られなかったという方もいるかと思いますが、(アーカイブされていますので)安心してください。そして、公開収録については来週お話ししますので、そちらもお楽しみに。
新境地を開いたレディー・ガガの最新アルバムをチェック
今市が気になっているアルバムを紹介するコーナー「RYUJI'S FAVORITE ALBUM」では、レディー・ガガの最新アルバム『ハーレクイン』に注目した。本作はガガが出演する映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』で自身が演じるキャラクターからインスパイアされ制作されたアルバム。ジャズのスタンダードナンバーを含む、13曲のトラックが収録されている。 アルバムはジャズやサーフ・パンク、ブルース、クラシックといった、ジャンルを融合した楽曲で構成。『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のロンドン・プレミアのインタビューでガガは本作について「このアルバムは映画のために結びつけられたアルバムで、劇中に出てくる音楽がたくさん入っているし、このアルバムだけのために作った『Happy Mistake』という曲もあります。本当におもしろくて、オリジナルの作品ばかりなんです」と語った。 今市:『ハーレクイン』は本当におもしろい! レディー・ガガは“ポップの女王”という立ち位置で大スターですけども、少し前はトニー・ベネットとジャズのスタンダードを歌ったりもしています。今回は、映画のリーという役とか作品からインスパイアされてジャズのスタンダードアルバムをリリースしていますね。 これまでとは異なるスタイルで作り出されたアルバムにも関わらず、ガガらしさも存分に表現された『ハーレクイン』。完成度の高さに、今市は「すごいし、シンプルに聴きたいって思える」と称賛する。 今市:コンセプトの作り方とかリリースのタイミングもうまいですよね。もちろん、戦略的なマネージメントもあるかもしれないですけども、素晴らしいなと感じました。アルバムではジャズのスタンダードをしっかりと歌いながら、オリジナルの曲もあって。何の違和感もないぐらいしっかりと歌えているから、すごいっすよね。ガガがもともと持っているポップスターのイメージとは真逆にいっていたりするから、聴きごたえがめちゃくちゃあるなと感じました。 ジャズのスタンダードナンバーが収録されている点も、日本人にとって聴きやすいアルバムとなっている。 今市:俺、このアルバムを朝に聴いたんですけど、めちゃくちゃいいよ。1人リビングで軽く踊ってたもんね(笑)。ちょうどいいリズムとBPMだったりするから、素晴らしい朝になると思います。ぜひ、みなさんも朝に聴いてほしいなって思いました。 番組では、アルバム収録曲の『Good Morning』をオンエア。『ハーレクイン』の国内版は10月30日(水)にリリースとなる。