【50歳からの断捨離®道/食器収納編 】ストレスのない収納のコツは、取り出しやすく・しまいやすく・美しいこと
断捨離®とは「断つ」「捨てる」「離れる」。ヨガの「断行」「捨行」「離行」の3つの頭文字を合わせたもの。単にモノを整理する、捨てるということではなく、モノと自分の関係を見つめ直し身の回りを片づけていく方法。自己探訪メソッド。50代の断捨離トレーナー佐藤ひとみさんに、断捨離の極意を教えてもらった。
ガスレンジの下の引き出し
「こんにちは、佐藤ひとみです。我が家のキッチンをごらんいただきながら、断捨離の実践例をご紹介していく第2回目です。 まずはガスレンジの下の引き出しです。オリーブオイルやごま油、おしょうゆ、コショウといった調味料のほか、フードプロセッサーや土鍋、たこ焼き器、ホットサンドメーカーなどをしまってあります。 ここでも心がけているのが、モノをぎちぎちにつめこまないこと。断捨離では、取り出しやすく、しまいやすく尚且つ美しいが収納の際に大事なのです。そのため、このように空間に余裕をもたせるのです」
掃除に使うものはシンクの下に
「メラミンスポンジなど掃除に使うものはシンクの下に」 キッチンペーパー、漂白剤、アルカリイオン電解水、メラミンスポンジ、レジ袋、クレンザー、タワシ、ブラシ、食器用スポンジ、床を拭くモップの交換用アタッチメント、処分するビンのふたなどなどをここに収納。絵筆(平筆)もあるが、これは窓のサッシのレールを掃除するのに使うそう。下側の空いているスペースは、家族3人の水筒を置く場所。
「キッチンペーパーは洗って繰り返し使えるタイプのものを、クレンザーは『ハイホーム』を愛用しています」
石けんと天然の珪華石を原料とするハイホーム。肌にも地球にもやさしく、断捨離トレーナーの間では愛用者が多いそう。半練りタイプで、やわらかい粘土のようなテクスチャーが特徴。
食器を増やさない秘訣は、ひとつの食器が何役も兼ねること
「続けて食器棚の中をお見せします」 家族3人分の食器と来客用のケーキ皿などを含め、佐藤家にある食器は、この写真と下の写真に写っているもので全て。
食器を増やさない秘訣は、ひとつの食器が何役も兼ねること。 「たとえば蕎麦猪口はおそばを食べるときだけではなく、アイスを食べるときにも使いますし、深さがあるカレー皿サラダボウルにもなります」