パリSGのルイスエンリケ監督 W杯の記憶「スタジアムは全てすばらしかった」…カタールで会見 25年初戦前に
【ドーハ(カタール)4日=金川誉】1月5日にカタールで行われる「トロフェ・デ・チャンピオンズ」(フランススーパー杯・パリSG―モナコ)に向け4日、パリSGのルイスエンリケ監督とブラジル代表DFマルキーニョスが、会場のスタジアム974で前日会見に臨んだ。昨シーズンのフランス・リーグアンの王者及びフランス杯王者のパリSGと、リーグアン2位のモナコが対戦する一戦で、2025年の初戦を迎える。 ルイスエンリケ監督は、タイトルをかけて戦う一戦に向け「(後半戦の)いいスタートを切りたい。カタールにはすばらしいスタジアムと設備があり、それは2022年のW杯でも見られました。私はこのスタジアム(974)で試合をしたことはありませんが、私のチーム(スペイン代表)がプレーしたスタジアムは全てすばらしかった」と話した。22年のカタールW杯でスペイン代表を率い、1次リーグでは日本に敗れる経験をした同監督。決勝トーナメント1回戦ではPK戦でモロッコに敗れて大会を去ることになったが、美しいスタジアムには好印象を持っている様子だった。 またマルキーニョスは、今季リーグ戦で6ゴールと成長を遂げているチームメートの韓国代表MFイガンインについて言及。「私たちの最も優秀な若手のひとりです。(23―24年シーズンに)パリSGに入団した当初から彼のレベルは非常に高く、それ以来も成長しています」と話した。22年のカタールW杯では、ブラジル代表として決勝トーナメント1回戦・韓国戦をスタジアム974で戦ったマルキーニョス。イガンインも途中出場した試合は4―1でブラジルが勝利しており「このスタジアムにはいい思い出があり、明日もまた勝つことを楽しみにしています」とほほえんだ。
報知新聞社