4人家族で「2枚焼き用」のトースターを使っていますが、朝に2回も焼くのが面倒です。一度に4枚焼けるトースターは「電気代」が高くなるのでしょうか?
毎日朝食にトーストを食べる家庭では、トースターにかかる電気代がどのくらいなのか気になることもあるでしょう。 例えば、4人家族だと4枚焼く必要があるため、トースターが2枚焼き用だと2回焼かなければならず、面倒に感じるかもしれません。 本記事では、2枚焼きと4枚焼きのトースターにかかる電気代を比較するとともに、電気代を節約したいときのトースター選びのポイントについても詳しくご紹介します。 ▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
トースターにかかる電気代は?
まずは、トースターにかかる電気代を確認してみましょう。 電気代を計算する際には、そのトースターの消費電力を調べる必要があります。消費電力は商品カタログなどに記載されているため、チェックしておきましょう。 電気代の計算式は「消費電力(キロワット)×使用時間(時間)×電力料金単価(円/キロワットアワー)」です。電力料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安としている31円/キロワットアワーを使用します。 例えば、消費電力1000ワット(1キロワット)の2枚焼きトースターを使ってトーストを3分間焼く場合だと「1キロワット×0.05時間×31円/キロワットアワー=約1.6円」の電気代がかかる計算です。
2枚焼きと4枚焼きのトースターにかかる電気代の違い
4枚のトーストを焼くために毎朝2回トースターを使用する場合、1日に約3.2円、1ヶ月(30日)に換算すると約96円の電気代がかかります。 では、4枚焼きのトースターに買い替えて一度で4枚のトーストを焼けるようにした場合の電気代を計算してみましょう。 消費電力1200ワット(1.2キロワット)の4枚焼きトースターを使ってトーストを3分間焼く場合だと「1.2キロワット×約0.05時間×31円/キロワットアワー=約1.9円」がかかります。2枚焼きのトースターを2回使った場合よりも約1.3円、1ヶ月に換算した場合は約39円安く済む計算になります。 つまり、4枚焼きのトースターの方が消費電力は大きくても、2枚焼きのトースターを2回使うよりは4枚焼きのトースターを1回使用した方が電気代は節約できる可能性があるということです。