タイム はなぜ「20%増収」を達成できたのか。CEOが語るAI戦略とB2Bシフト
B2CからB2Bへのシフト
ペイウォールを撤廃したのは我々だけだったが、我々のブランド、使命、目的にとってそれは正しいことだと感じている(中略)Time.comは無料で入手可能であるべきであり、現在の報道だけでなく、100年前の情報も、世界中の出来事を理解するのに役立ててもらいたい。 それはすべて、ビジネス上の決断の一部であり、最高のチャンスの源泉だった。私が入社した当初から、このビジネスはB2Bに焦点を当てた収益モデルへと軸足を移してきた。 B2Bといえば、直販広告ビジネス、(中略)イベントの成長、(中略)そして戦略的パートナーシップを意味し、信頼できるジャーナリズムに根ざし、スタティスタ(Statista)のような企業と協力してエキサイティングな新しいリストやコンテンツの重点分野を構築していくことを意味する。
結果は出ている
広告収入は増加している。我々は(中略)マルチプラットフォーム、統合されたクロスプラットフォームの機会に本当に集中することができ、新規および既存の顧客に直接、ビジネスを推進するための素晴らしい機会を提供している。我々は、世界的に有名な優良企業で、最大のブランドと最大の予算を持つ有名企業と協力している。年間を通してプログラムで彼らと直接仕事をしており(中略)結果は自ずと出てきて、我々は20%の増収を達成し、下半期は非常に好調に推移する見通しだ。 [原文:Amid layoffs and cost cutting, Time CEO Jessica Sibley is expecting a ‘very strong second half’] Kayleigh Barber(翻訳:藤原聡美/ガリレオ、編集:戸田美子)
編集部