メダリスト中村真衣氏「チャレンジャーとして全力で戦う」 参院選に自民公認で立候補予定
来年夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に自民党公認で立候補予定の元競泳選手で銀メダリストの中村真衣氏(45)は6日、新潟市内で記者会見を開き、「衆院選は自民にとって厳しい結果になったが、私はチャレンジャー。(相手の立候補予定者の)胸を借りるつもりで全力で戦う」と意気込みを語った。 【写真】シドニー五輪競泳女子100m背泳ぎで銀メダルを獲得した中村真衣氏 中村氏は「以前から政治に関心があり、東日本大震災の復興支援などさまざまな経験を積む中で政治への思いが強くなった」と出馬理由を説明した。 また、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働問題については「エネルギー資源に乏しい日本がエネルギー自給率を高めるには、原発は必要。しかし、県民の安全、安心が担保できない限り再稼働は難しい」との考えを示した。 中村氏は新潟県長岡市出身。2000年のシドニー五輪に出場し、女子100メートル背泳ぎで銀メダル、女子100メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得した。平成19年に引退し、現在は全国で水泳指導や講演活動などを行っている。 同党新潟県連が実施した参院選候補者公募に応募して選定され、11月28日付で党公認が決まった。 参院選新潟選挙区には、立憲民主党の打越さく良参院議員(56)が立候補を予定している。