睡眠用のうどんが爆売れ!? ぐっすり眠れる「うどんのような掛け布団」の開発秘話
睡眠用うどんの“主”はキャンセル待ち70万人の頭ほぐし専門店
『睡眠用うどん』を作った株式会社ゴールデンフィールドは、日本初の頭ほぐし専門店「悟空の気持ち」を運営している。 2008年、京都でのオープンを皮切りに今や香港にも出店するなど、ドライヘッドスパの最高技術を武器に国内外で9店舗を展開。 不眠に悩む人も施術を受けるとすぐに寝てしまうと話題になり、キャンセル待ち70万人との噂も。極上の睡眠を提供する「悟空のきもち」はいかにして誕生したのか? 「そもそも『悟空のきもち』は日本で最初の頭専門のほぐし店としてオープンしたのですが、睡眠に大きく舵を切った理由としては施術後に寝てしまったお客さんの方が、寝ていないお客さんより圧倒的に満足度(リピート率)が高かったことにあります。それを機に確実に“寝かせるお店”を目指していきました」 ――キャンセル待ち70万人とも言われていますが、現在もなかなか予約は取れないのでしょうか? 「今も予約は取りにくいと言われますが、スタッフ数は5年前の約3倍に増え、予約可能枠も大きく増えています」 「予約枠が増えたことで前日キャンセルなども増えているため、特に前日の予約は取りやすい状況になっています。ぜひ狙ってみてください!」 ところで、@DIME読者の皆さんは毎日何時間ぐらい寝ているだろうか? 厚生労働省の発表によると、1日平均6~8時間睡眠がとれている人の割合は、年代ごとに 差はあるものの総じて5~6割程度。 特に40歳以上60歳未満の成人世代では、平成21年に比べて平成29年以降は減少しているという。 参考:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001151837.pdf 中には休日に長めの睡眠をとり、睡眠不足の帳尻を合わせている方も多いかもしれない。 そんな“眠れない現代人”に睡眠のスペシャリストであり、頭ほぐし専門店を運営する方々は何を思うのか? ご迷惑を承知の上、自宅でもできる睡眠のコツを教えていただいた。 「眠らせるスペシャリストとしていろんな研究をしていますが、睡眠の深さに代表される睡眠の質は重要でありながらも、実は睡眠時間の長さ方がはるかに重要なんです。睡眠の質を語るよりもご家庭では今より30分多く寝ることを意識していただけたらと思っています」 「ベッドに入る時間を早めるのはもちろんですが、お風呂の時間や頭皮を自分でほぐすなど、『寝つきのいいカラダ』を作っていくことが重要です」 睡眠のスペシャリストに今後の展望を聞いた。 「みなさんが驚くような枕が、来年にでも発表できるのではないかと思っています。そして最近は海外から「悟空のきもちの予約が取れた!」ということで来日するお客さんも多く、日本文化としての睡眠体験で多くの人に夢を見ていただきたいと考えています」 取材協力 悟空のきもち https://goku-nokimochi.com/ 睡眠用うどんLite https://dime.jp/genre/1866085/ 文/太田ポーシャ
@DIME編集部