【65歳以上の夫婦】1カ月の生活費はどれくらい?年金収入や貯蓄額、老後のリアルな家計事情を徹底解説!
まとめ
本日は将来の不安解消のために、現在の年金制度とシニア層の保有資産についてみてまいりましたがいかがでしたでしょうか。 現役時代の年収によって違いはでますが、将来のお金の不安が残る方は、やはり年金以外に老後の蓄えをご自身でも準備する必要があるのではないでしょうか。 我々が受ける相談が増えるということは今投資に興味を持つ人が増えているということなので、年金以外の蓄えを始めている方が増えているということなのです。 そこで日常的に筆者が伝えている運用のポイントを少しお伝えできればと思います。 まず投資を始める際に重要なのは「継続ができること」です。 何かのはずみで始めた投資も無理をしてまで始めてしまうと、継続できません。老後生活は65歳から平均寿命までを見積もっても25年ほどあります。 25年の生活費を今の余剰金で一括で捻出できる方はほとんどいないでしょう。数年および数十年かけてこの資金を貯める必要があります。 しかし、継続できないことを始めてしまっては途中で続けられなくなり、本来の目的である老後資金準備ができないという結果につながってしまいます。 ですので、老後資金準備を始める場合アは、まず継続できる金額で開始することが大事です。
参考資料
・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」 ・総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2023年(令和5年)平均結果-(二人以上の世帯)」 ・厚生労働省「これまでの年金部会も踏まえてご議論いただきたい論点(2)」 ・厚生労働省「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通しー令和6 <2024> 年財政検証結果ー」 ・内閣府「高齢社会対策大綱の策定のための検討会(第8回)」
足立 祐一