セブン、北米で新規500店舗 節約志向でてこ入れも
【ダラス共同】セブン&アイ・ホールディングスは17日、北米市場で2027年までにコンビニを新規に500店舗出す方針を明らかにした。規模拡大路線による自力成長を目指す。物価高による節約志向が響いて収益性が悪化しており、品ぞろえやサービスのてこ入れも急ぐ。 北米事業の店舗運営を統括するダグ・ローゼンクランズ氏が共同通信などのインタビューで表明した。北米では現在「セブン―イレブン」ブランドなどのコンビニを約1万3千店展開している。セブン&アイに7兆円超の買収提案をしたカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールは、セブン―イレブンとの協業を主眼に置いている。