【24/25シーズン予習スペシャル】「いよいよ5回転が登場」|フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋
ジャンプのGOEに関する変更点
KENJI:GOEに関する変更点をお願いします。
中野:減点の方ですが、フリースケーティングで、ジャンプコンビネーションシークエンスで無価値のジャンプ。ただし、これは*(アスタリスク)がついた場合をのぞいてマイナス3からマイナス4という項目があります。そして、オイラーがステップオーバーになった場合は、マイナス1からマイナス2だったものがマイナス1からマイナス3の減点。先ほどスピンで言ったものと同じなんですけれども、転倒、ジャンプの両足着氷、ジャンプのステップアウトがダウングレード判定、それから、ジャンプコンビネーションシークエンスで複数のqマークがついた場合、フリップルッツの踏み切りエッジが間違ってしまったエッジエラー。ロングエッジがついてしまった場合は、GOEの評価起点はプラス2を上限とするということです。両足着氷でプラス5をつけることはなかなかないと思いますが、迷うとしたらロングエッジ。素晴らしいトリプルルッツを飛んだ、でもロングエッジのeマークがついた時に、本当はプラス5をつけたかったけど、プラス2からの減点。もしくは素晴らしいジャンプを飛んだ後に転倒してしまった、ひっくり返ってしまった、エッジが引っかかってしまった場合はおそらくFallがつくので、その場合はすごく残念なんですけど、プラス2からの減点になってしまうかなと。
岡崎:ありえなくはないですよね。すごく流れて、何メートルも滑った後にフェンスに激突してしまって転んじゃった。でもジャンプの一部だったってカウントは。ジャンプの最後の最後の部分で転んだら、プラス5をつける気満々だった審判の方は、プラス2からマイナス5をすることは、可能性としてないことではないですよね。 中野:そうですね。私たちはランディングまでの流れを見ているので、もったいないんですけれども、そういったことがありうると。 KENJI:ちょっとした疑問なんですけど、壁にバーンって当たるとするじゃないですか。そこで転倒しなかったら、それはマイナスにはならないの?