【24/25シーズン予習スペシャル】「いよいよ5回転が登場」|フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋
無良:4回転の段階でも、すごい差が出ています。サルコウもそうだし、個性がすごく出てきているから、さらに1回転増やすと、よくわからない領域に行くんじゃないかなと。見ていて思うところがありますね。 KENJI:4回転をすごく簡単に飛ぶ子がいて、『じゃあ君さ(5回転やってみない?)』っていう時が来るかもしれない。その時、選手たちは『5回転やってみようかな』となるのかな。 岡崎:いろいろな要素がそろわないと、ちゃんといかないんじゃないかなと。恐怖感やこのジャンプが得意とか。そういう全部がそろわないと。 中野:ハーネスとかを使ったらできます? 無良:クワッドアクセルを練習するのもハーネスがあった方がみたいなのは聞いてて。なので、5回転も同じなのかな。 KENJI:僕らの世代で話すとよくわからないですよね。
岡崎:そんなクイントジャンプですが、まだショートプログラムでは許されておらず。フリーも2回まで許されていながら、コンビネーションやシークエンスでやってはいけないので、実質、両方単発になってしまうんです。2回目にやった時には、+REPがついて3割引。7割の点数。現状でやったとしてもプログラムで1回しかやらないだろうと。2回やっても損なので。 無良:2種類できない限りは、そうですね。 中野:お得感のない……。 KENJI:今は笑って話しているけど、あと何年後かしたら別に。 無良:それはありますよね。クワッドルッツの段階でも飛んでいる選手がでてきて、全部がそろうのもあっという間だったので、あり得るのかもしれないですけどね。 岡崎:それこそ我々の時代から、科学的に考えた時に、人類で可能な回転は5回転みたいな研究があったという噂は聞いていました。そういう話は未来の話だと思っていたのが、現実に近づいてきているのかなって。 KENJI:変な言い方になりますけど、4回転までは練習すればできるらしい。でも5回転は才能のようなものがないと無理みたいな話を聞いていたんですけど、その時代がもうそろそろです。 岡崎:恐ろしい。