突然の肌トラブル、もしかして....? 「更年期」が肌に与える3つの影響
2. アザができやすい
紫外線によるダメージや加齢、更年期などによってアザができやすくなるとフーパー医師は言う。 対処法は? ●ホルモン補充療法について医師と相談する。エストロゲンのサプリが皮膚のコラーゲンが破壊されるのを防ぐ役に立つとフーパー医師は言う。 ●日焼け止めを塗る。これで皮膚が厚くなるわけではないが、コラーゲンの破壊を防ぐ=皮膚が薄くなるのを防ぐことができる。 ●レチノールクリームを試す。AADの専門家は、女性によってはレチノールクリームが皮膚のコラーゲンを維持する役割を果たすことを発見。レーザー治療も効果があるとも主張している。
3. 顔の産毛
男性ホルモンのテストステロンと女性ホルモンのエストロゲンのバランスが変わったことで、顔の産毛も濃くなるというマーモン博士。特に顎や顎のライン、唇の上などだ。除毛したいと思えば、さまざまな選択肢はある。 対処法は? ●レーザー脱毛を試す。自宅で自分でできるが、家庭用機器は皮膚科医が使用するものほどパワーがないとクリーブランド・クリニックの専門家は言う。つまり安全だが、効果はそれほど高くないということだ。そのため、より効果的なツールを持っているだけでなく、皮膚を理解し、使用中の副作用を最小限にする方法を知っている皮膚科医にやってもらったほうがいいかも。近頃脱毛にまつわるトラブルが多発しているため、ネットの情報や知人の紹介を鵜呑みにせず、しっかりとして医療機関にカウンセリングの予約をし、医師と相談することをおすすめする。 ●皮膚科医に産毛を減らすクリームを処方してもらう。AADの専門家によると、これが効果的な人もいるという。
こうした更年期の肌の変化は不健康なもの?
肌が変化するのを見ると不安になるが、これらはまったく正常なものだとマーモン博士は言う。「とはいえ、加齢とともに長年紫外線にさらされたことによるダメージが蓄積され、皮膚がんを発症しやすくなります。新たな変化や変化が多く発生した場合には注意し、皮膚科医に全身の検査をしてもらって危険なものでないことを確認することが重要です」と加える。 一般的に、何か皮膚関係のトラブルがある時は、それが更年期に伴い自然に起こった変化であっても、皮膚科医に相談するといい。 ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
from Harper's BAZAAR US