【広島】背番号10のドラ1佐々木泰が金本氏の“鉄人魂”継承「任せていただいた期待に応えたい」
広島の新人8選手(育成含む)の入団会見が17日、広島市内で行われた。ドラフト1位の佐々木泰内野手(21)=青学大=は、背番号10を初披露。将来の本塁打王を目標に「素晴らしい番号を任せていただいた期待に応えたい」と“鉄人魂”の継承を誓った。 広島の背番号10と言えば、1492連続試合フルイニング出場の世界記録保持者で通算476本塁打の金本氏だ。師弟関係にある新井監督は「私の中では、10番は体が強くて勝負強い選手がつけるイメージ。金本さんのように息が長く、チームを中心として引っ張っていく存在に」と、先輩の特別な番号を新たに背負うドラ1に大きな期待をかけた。 11月の明治神宮大会中には左肩を脱臼した。全力プレーの末の予期せぬ故障ではあったが、体のケアの重要性も再認識。「それまで一度も(大きな故障は)なかった。体の強さも売り。プロの舞台で戦い抜ける体をイチからつくっていく」と、鉄人の背中を追いかけていく。(畑中 祐司)
報知新聞社