西武ボー、来日3年目での初先発は6回途中3安打2失点 白星つかずも「無事に投げ終えることができてホッとしています」
◆西武―オリックス(4日、ベルーナドーム) 来日3年目で初めて先発のマウンドに立った西武のボー・タカハシ投手(27)が5回⅓、87球を投げて3安打2失点で降板した。 ■秋山幸二さんが〝伝説のバク宙〟披露!? 【動画】 先発の役目を果たす、まずまずの投球だったが5回までわずか2安打と打線の援護がなく、1点リードされた6回に先頭の西野に左翼線二塁打され、続く3番西川を空振り三振に切ったところで交代を告げられた。2番手の水上が森に右前適時打されたため、ボーが2失点となった。 5回までは決定打を許さなかっただけに、悔やまれるのは3回の投球だ。先頭の安達をスライダーと速球で2ストライクと追い込みながら、4球連続ボールで歩かせた。その後、パスボールと犠打、右犠飛で先制点を与えてしまった。 豊田投手コーチも「先頭打者に2ストライクと追い込んでからの四球はすごくもったいない気がした」と首をひねった。それでも5回まで1失点の投球には満足そうで「打たれているわけではないのでボーらしくアグレッシブにどんどん攻めてほしい」と願ったが、これ以上失点を重ねることができない状況で降板となった。 悔しい降板となったが、ボーは「先発に転向して初めての公式戦でしたが、無事に投げ終えることができてホッとしています。3回の四球とパスボールはもったいなかったけれど、その後はしっかりと投げられていたのでよかったです」とコメントした。
西日本新聞社