日本維新の会の遠藤敬国対委員長は２１日、山口俊一衆院議院運営委員長（自民党）と面会し、調査研究広報滞在費（旧文書通信交通滞在費）の使途公開の措置を２３日の通常国会閉幕後に講じることを提案した。 【時系列で見る】調査研究広報滞在費を巡る経過 関連法改正には本会議での採決の必要があるが、歳費などの支給規程を改める手法であれば、国会閉会中でも行うことができるとする案を示した。旧文通費の残金返納については、次期国会での法改正によって対処するとしている。提案内容の可否は議運理事会などで検討される見通しだ。 遠藤氏は、目標としてきた今国会中の制度改正が実現に至らなかったことを受け「一からのスタートになる」と記者団に語った。
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