『家いっぱいの愛』“一卵性親子”に亀裂 ユンサナの名アシストでチ・ジニに奇跡が起きる
韓国ドラマ『家いっぱいの愛』がNetflixで第8話まで配信された。 ムジン(チ・ジニ)は、元妻のエヨン(キム・ジス)との復縁の見込みがないと分かり落ち込み、さらに娘のミレ(ソン・ナウン)との溝もなかなか埋まらず、浮かない日々を過ごしていた。唯一の味方である息子のヒョンジェ(ユンサナ)と一緒に暮らし始めたのが救いだ。 【写真】『家いっぱいの愛』第7~8話名シーン(全14枚) ミレとテピョン(チェ・ミンホ)の関係に進展が見られたが、泥酔したテピョンを介抱してモーテルに入るミレと、酔っ払ったエヨンをなだめるムジンの4人が遭遇して大騒動になる。今回は第7話と第8話を紹介する。(以下、ネタバレあり) ムジンと一緒にモーテルに入ろうとするエヨンを見て、頭に血が上ったミレ。一方でテピョンとモーテルに入ろうとするミレを見て一気に酔いがさめ、怒り心頭になるエヨン。これをきっかけに親子で計画していたタイ旅行はキャンセルになってしまった。ミレはスーツケースを持って家出するが、休みの日に何をしていいのか分からず途方に暮れてしまう。その様子を見て、自宅へ招き入れるテピョン。 家出したミレに電話をするものの、無視されて落ち着かないエヨン。301号室の住人で家族ぐるみの付き合いがあるジョンイン(ヤン・ジョア)は、ムジンとの関係をはっきりさせたほうがいいとアドバイスする。そして、なぜムジンとミレは仲が悪くなったのかという質問に対しエヨンは「私がムジンの悪口をミレに言い続けたから」と答える。 テピョンの家で一緒に酒を飲もうとしていたミレは、大好きな母と大嫌いな父が復縁するのが嫌だと自分の気持ちを吐露する。そもそも2人は出会うべきではなかったというミレに、テピョンは自分がJプラス社長の腹違いの兄だと告白。複雑な家庭に育った2人は、互いの境遇について語り合い、慰め合う。 ムジンは亡くなった恩師の葬儀で、酔ったジェゴル(キム・ヨンジェ)と言い争いになり、さらにかつての後輩とばったり遭遇し、気まずい思いをする。ムジンは元野球選手で、肩のけがでやむなく選手を引退した過去があったのだ。 ムジンと同じ頃に葬儀会場を訪れたエヨンは、後輩と気まずそうに話すムジンを見て、妻としてふるまい助け舟を出す。なぜ嘘をついたのだと問うムジンに対し、エヨンは「大事なものを捨てたのはあなただけではない。気付いてよ」と訴える。 自宅に戻ったミレはエヨンと話し合うが、ミレの留守中にムジンが自宅にいたことを知り、怒りにまかせて「もう邪魔しないから好きにすれば。どうせすぐ別れる」と言ってしまう。再びミレとの関係がこじれたエヨンはジョンインに相談するが「そもそもエヨンさんとミレの関係が問題」だと指摘。べったりしすぎているから子離れしたほうがいいとアドバイスする。 殺伐とした雰囲気の自宅に耐えられないミレは、テピョンと会うことにする。テピョンはミレに自転車の練習をしてみようと提案。自転車に苦い思い出があるミレは躊躇するが、テピョンにのせられて練習を始める。 自転車の練習をしているミレの姿を見たムジンは、ミレとの間に亀裂が入った事情を思い出す。そしてかつてミレが「父さんが望んでなくても親である以上責任を取ってよ」と言った真意に気付く。 その頃エヨンは、かつてムジンとミレの間で交わした念書をミレの部屋で見つけ、怒りを爆発させていた。自宅に戻ってきたミレと同行していたムジンを問い詰めるが、ミレは思わず「好きで家族を守っているとでも?」と言い返してしまう。 ミレはエヨンに対してひどいことを言ってしまったと反省し、どうすれば仲直りができるか模索していた。一方でエヨンは子離れをしていないと指摘されたことが心にひっかかる。 ムジンと同居を始めたヒョンジェは、ムジンに認めてもらうために家事を率先して行っていた。ムジンの部屋を掃除していたヒョンジェは、かつて家族4人で暮らしていた頃の思い出の品や写真を大切にしているのを知り、驚く。そしてそのことを知ったエヨンは、野球観戦をしているムジンのもとへ行く。 ミレはJプラスの社長・チヨル(チョン・ウンイン)から、テピョンを本社で勤務するように説得してほしいと頼み込まれるが、毅然とした態度で断る。そのことを知ったテピョンは、ミレへの想いがあふれてしまいついに「好きです」と告白。ミレは戸惑いながらも、テピョンの気持ちを受け入れる。