『家いっぱいの愛』“一卵性親子”に亀裂 ユンサナの名アシストでチ・ジニに奇跡が起きる
ムジンとミレが仲違いしたきっかけが明らかに
ミレがムジンを頑なに拒否する理由が今回明らかになった。幼い頃のミレは父親が大好きだったが、「ミレが生まれてからお前の野球人生が変わってしまった」とムジンが友人に責められているところを聞いてしまったことがきっかけだった。その日はミレと自転車の練習を一緒にする約束をしていたのに、すっかり忘れて酔っ払って帰ってきたムジンに、ミレは失望したのだろう。 20歳のエヨンがミレを授かり2人は結婚したが、生活を支えるために野球以外の仕事をしていたムジンは、身体を酷使し選手生命を縮めてしまったのだ。ムジンがどんな仕事をしてもうまくいかなかったのは、野球一筋だった不器用さゆえだったのだ。 自分が生まれたために父親の人生を狂わせてしまったとミレは悩んだのだろう。その後父親が問題を起こすたびに、なんともいえない複雑な感情が湧き出たのも無理はない。そして両親が離婚したあとは父親を憎むことで、自分が大黒柱として家族を守る力を出していたのかもしれない。 頑なに自転車に乗るのを避けていたミレだったが、その壁を壊したのがテピョンだった。そしてミレは自転車の練習をしている最中に、ムジンが電動キックボードに乗った男性に突っ込まれそうになるところを、無意識のうちに身を投げ出してかばった。 けがをしたミレを抱きかかえて病院へ連れて行くムジン。自転車に乗れないのに危ない運転をするなと怒り、テピョンに何をやっていたんだと怒りをぶつけるムジンを見て、ミレはほんの少しムジンに歩み寄る姿勢を見せた。2人の間に入った亀裂は果たして修復できるだろうか?
一卵性親子のエヨンとミレに異変が!
肩を寄せ合って生きてきた仲良し親子のエヨンとミレの間に異変が起こった。エヨンがムジンと復縁したとミレが勘違いしたことをきっかけに、仲良し親子が気まずい雰囲気になってしまった。 そんな2人の様子を見て、的確なアドバイスをしたのが301号室の住人、ジョンインだ。べったりしすぎている2人の関係がおかしいとはっきり伝えたことで、ジョンインという女性の賢さが垣間見れる。確かにミレの顔色を伺ってムジンに対して素直になれないエヨンってどうなの?と思うし、生活のすべてがエヨンを中心にまわっているミレにも違和感がある。 2人がけんかしている間、愛犬・メダルを介して「ご飯だよ」とか「よく寝れた?」と会話を試みようとするところは、まるでけんか中の夫婦のようだ。そして仲直りをした翌日、親子で手をつないで出社するところを見ると、ジョンインの「べったりしすぎ」という指摘に激しく同意する。 エヨンは賢明な女性なので、まわりのアドバイスを無視することはしない。これまで自分がミレに頼りっきりだったことを反省し、なおかつムジンから「ミレは少し無理をしている。そしてそれに気づいていない」と指摘を受けたことで、ミレを独立させようと決意するが、果たしてうまくいくのだろうか?