全米メディアはレイズ筒香嘉智の開幕戦での衝撃本塁打デビューを絶賛「実力を証明した」「上出来デビュー」
地元のスポーツラジオ局のスポーツ・トーク・フロリダは「筒香、デビューで本塁打を放つが、レイズはトロント相手に開幕戦落とす」との見出しで、レイズの開幕戦を伝えた。 記事は、筒香のデビュー戦本塁打についても触れ、「(リードを許していた)レイズは筒香の左中間への407フィート(約124メートル)の本塁打で点差を詰めた。筒香は日本での10シーズン後、MLBでのデビューを果たした」と紹介した。 また地元メディアだけでなく、全米のスポーツ専門メディアであるESPNも、「レイズの筒香がMLB初本塁打の後に一礼する」として、筒香の初本塁打を映像で紹介。 「レイズのルーキー筒香がメジャーリーグ初本塁打を放ち、チームメイトのウィリー・アダメスと祝福のおじぎをした」と伝えた。 USAトゥデイ紙も、大リーグの各開幕戦を伝える中で、「ヨシ、レイズで本塁打」と小見出しを入れて筒香の本塁打を動画付きで報じた。 記事は「MLBの最初の試合で、レイズの三塁手の筒香がブルージェイズの柳賢振から5回に2ランを打った。28歳の筒香は、長年、日本プロ野球を代表する強打者の一人として活躍。2010年に18歳でデビューして以来、205本塁打を放ち、OPSで.910(出塁率と長打率を合わせた打撃指標)を記録している」と、横浜DeNA時代の成績を紹介していた。ちなみにクリーンナップデビューした日本人野手は、ヤンキースの松井秀喜の5番、カブスの福留孝介の5番以来で、3番抜擢は初。新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れ、今シーズンは60試合しか行われないが、筒香がどこまでやるか全米のファンも注目している。