米メディアはレイズ筒香のキャンプ初日をどう伝えたか?「多くの人々を従えて大騒ぎ」「初球空振りも適応」
メジャーのタンパベイ・レイズにポスティングシステムで移籍した筒香嘉智(28)が18日(日本時間19日)フロリダ州ポートシャーロットでキャンプイン、初日からフリー打撃で28本中4本の柵越えを披露してそのパワーをアピールした。 米メディアも日本から来たパワーバッターのキャンプ初日の様子に注目。大リーグ公式サイトは、「筒香が多くの人を引き連れる、レンフローは融通性あり」との見出しを取って、タンパベイ・レイズのキャンプ全体練習の初日の様子を伝える記事の中で、筒香とトレード移籍していたハンター・レンフロー外野手(28)を取り上げた。 同メディアは、「輝かしい10年のキャリアを日本で過ごした後、メジャーで1年目のプレーへの準備を整える筒香含め、この春のレイズのロスターには、何人かの新たな顔が見られる」と紹介した上で、筒香のフリー打撃の様子を動画で紹介した。 「打撃練習に参加し、初めてフェンス外に飛ばした筒香は、ファン、メディア、フロントオフィス関係者ら多くの人を引き連れていた」と、約100人のファンに、日米数十名のメディア、スターンバーグ・オーナー、ニアンダーGM、キャッシュ監督ら、チームのトップがフリー打撃を見守っていたことをクローズアップした。 また日本に比べて約3、4メートル手前の至近距離から打撃投手が投げるメジャー式のフリー打撃に戸惑った筒香は、その初球を空振りしたが、「日米の打撃投手の距離の違いは、打撃練習で最初のスイングで空振りをした筒香に適応の時間を必要とした」と指摘。 「だが、打撃練習が続くにしたがって、筒香は右翼フェンスを越える数本の打球を含め、当たりが良くなり始めた」と、その後、4本の柵越えを放った筒香の初日の適応力の高さを評価した。 地元紙のタンパベイ・タイムズ紙も、「ヨシ・ツツゴウを見るため、レイズのキャンプで大騒ぎ」との見出しを取り、「日本の強打者は、チーム全体の練習初日に、日米から来た多くのチーム、メディア関係者を従えていた」と、その注目度の高さを伝えた。