正月らしい名前の「TDHSSR2025ファーストサンライズエディション」を新年最初に飲んだら幸運に恵まれた
新樽から注がれた「TDHSSR2025ファーストサンライズエディション」は、濃いめなオレンジ色の濃いヘイジーだった。甘い柑橘(かんきつ)系の香り。やや甘さ控えめな柑橘系フルーツの味わいだが、しっかりした苦みが残る。飲みごたえがあってハイアルコール感は強めだが、飲めば飲むほど味わい深くなるような。アルコール度数は9%。お通しのジャーマン大根は粒マスタードが利いていた。
左隣の男性2人は、マニアックなクラフトビール談議のほか、箱根駅伝についても話していた。正月らしい。カウンターの右隣で飲んでいた女性は、自宅で飲むのかWCBの缶を2本購入していた。チラ見するとWCBの「TDHSSR2025ファーストサンライズエディション」と「ウィンドウ・トゥ・バテレ2024」だった。そういえば「ウィンドウ・トゥ・バテレ」と「ウィンドウ・トゥ・WCB」の2022年バージョンをB食堂で飲み比べたことがあったので、Kさんに今年も樽で用意しているのかと尋ねると「もう出ちゃいました」とのこと。バテレが造ったピルスナーモルトとラガー酵母でできたトリプルIPAの「ウィンドウ・トゥ・WCB2024」を飲む機会はないようだ。残念。
「私はウィンドウ・トゥ・WCBを飲んでいるので、バレテを(購入)」と隣の女性。僕は「ウィンドウ・トゥ・バテレ」を昨年末、クラフトビールの品ぞろえが豊富な東京・目白のリカーショップTで購入して飲んだことを話すと、「(同じ目白にある)インクホーンにはよく行くので、今度行ってみます」とのこと。千葉からクラフトビールを飲むために高田馬場まで来たそうで、奥多摩のバテレ(東京・永福町に直営店ができたことは当然、知っていた)や静岡のWCBなどにも足を伸ばしているとのこと。「クラフトビールを知って充実しています」。それはなにより。昨年、一番気に入ったのはインクホーンのビールだったそうだ(名前を教えてくれたけど忘れた。すみません)。