ロッテ・吉井監督

◇プロ野球パ・リーグ　ロッテ5x-4日本ハム(24日、ZOZOマリン) ロッテ・吉井理人監督は試合後、9回“2者連続のスクイズ外し”について、「あそこは1点もやりたくなかったので、ギャンブルですね」と振り返りました。 【画像】ホームランを放ち、活躍する山口航輝選手とポランコ選手 この日同点の9回、ロッテはノーアウト2、3塁のピンチで、スクイズを試みようとする打者に、益田直也投手がこれを読んで、ボールをストライクゾーン外へ。スクイズ失敗で、飛び出していた3塁走者を挟んで1アウトにします。 さらに、2ストライクで再びスクイズを試みた打者を、益田投手が読んで再びボールを外へ。連続でスクイズ失敗、直前のプレーと同じく飛び出していた3塁走者を挟んで2アウト。打者は、バント空振りで3アウトとし、大ピンチを無失点で切り抜け、サヨナラ勝利につなげました。 このプレーについて、指示はベンチからだったとして「もちろんみんなで探りながらやっているので、新庄監督の性格を考えたらやってくるかなと」読んで、仕掛けたことを明かしました。 スクイズ外しは、フォアボールで塁を埋めるリスクも抱えますが、吉井監督は「こっちの勘が当たった。3-2から外すのはなかなか難しいが、雰囲気を感じたので、勝負をかけた」と、痺れる場面での“賭け”にも静かに熱く対応しました。