クルマはコラボの宝庫! グッチにヴェルサーチにビームスまで「ファッションブランド×自動車メーカー」で誕生したモデル4台
ランボルギーニ ムルシエラゴLP640-4クーペ VERSACE
昭和世代、というかバブル世代にはなじみ深いヴェルサーチ(当時風)もランボルギーニとのコラボに駆り出されています。カクカクしたお馴染みの模様「グリーク・キー」をサイドシルやインテリアにあしらい、ヴェルサーチのイメージからしたらシックな雰囲気。 最近ではご自分でヴェルサーチ仕様にカラーリングするユーザーもいたりなんかして、そちらはメデューサあり、キラッキラのゴールドありでよほどヴェルサーチっぽいんですがね。 もっとも、2008年のリリースとなると、創始者のジャンニ・ヴェルサーチが亡くなって(1997年)、妹のドナテラがデザインワークを担っていたタイミング。となると、バブルの頃のギラギラ感に乏しいのも納得です。 ホワイトとブラック、いずれも20台の限定販売とのことですが、すでにコレクターの車庫にしまわれており、市場で見つけるのは困難を極めるはず。なるほど「ならば、オレのヴェルサーチを!」と作ってしまうのも無理はないでしょう。
フィアット500 Gucci
シトロエンに負けず劣らずコラボ好きなモデルが500に違いありません。なにしろ、限定モデルだけでも2008~2018年の間に80車種も売り出されているのです。このうち、ファッションブランドや自動車関連ブランドとのコラボがそれなりの数を占めているのですから、なんだかノーマルモデルを買うのがもったいない気までしてきますよね。 さて、500とファッションブランドといえば、やっぱり地元イタリアのグッチ抜きには語れません。500 by Gucciと名付けられた限定車で、グッチのテーマカラーとなるグリーンにセンターがレッドのストライプをソフトトップやサイドピラーに 配置。 また、シートベルトはずばりグリーン・レッド・グリーンの配色となり、ミーハーなブランド好きは飛び上がらんばかりに大喜び! マセラティやフェラーリとのコラボを凌ぐほどの人気を博したとのことで、これまた昭和世代が思わず眉根を寄せてしまいそうなエピソード(笑)。もっとも、マセラティとかフェラーリとのコラボというのも、フィアットグループを総動員しての掟破りみたいで、感心しないオヤジも大勢いるのではないでしょうか。