「超速ラグビー」がベールを脱ぐ。キャプテンはリーチ。期待の新星・矢崎由高、代表デビュー。ラグビーの母国イングランドに挑むエディー・ジャパン
注目のキャプテンは、リーチ マイケルが務めることになった。「再びこのチームのキャプテンを務める機会を与えていただき本当に光栄です。私の勝利に対する情熱は非常に高く、日本のラグビーのポテンシャルを最大限に発揮できるよう、エディーヘッドコーチや選手たちと一生懸命働きます。私はこの責任を軽く考えていませんし、私自身も日々改善する必要があると認識しています。日本ラグビーの次なる旅への変わらぬご支援を心よりお待ちしております」
イングランド代表は、7月にニュージーランドで同国代表オールブラックスと2試合を予定しており、日本遠征でチームを結束させようとしている。来日メンバー36名はRWC2023のメンバーが15人。前キャプテンのSOオーウェン・ファレル、ジョージ・フォード、PRエリス・ゲンジは休養や怪我で参加していない。しかし、90キャップを持つキャプテンのHOジェイミー・ジョージほか、112キャップを誇るPRダン・コール、抜群の運動能力を誇るLOマロ・イトジェ、62キャップのCTBヘンリー・スレードなどイングランド代表を引っ張ってきた主力選手が揃う。
スティーヴ・ボーズウィックHCは、18日午後に日本代表戦のメンバーを発表。そこには前述の選手に加え、突破力抜群のNO8ベン・アール、今年のシックスネーションでデビューしたニュージーランド育ちのFLチャンドラー・カニンガムサウス、変幻自在のステップワークでタックラーを翻弄するSOマーカス・スミス、縦に防御を切り裂くCTBオリー・ローレンスらが名を連ねた。カニンガムサウスは、196cm、120kgのサイズを誇り、21歳と若い。両WTBもトミー・フリーマン(23歳)、イマニュエル・フェイワボソ(21歳)という将来を嘱望される選手だ。フリーマンはエディー・ジョーンズHC時代に代表入り。フェイワボソは爆発的な加速でディフェンスを突破する危険なランナーだ。