バレー男子日本がスロベニアに競り勝ち大会初決勝進出 銀メダル以上が確定 石川祐希 西田有志が躍動 山本「小川の首にもメダルをかけてあげたい」 ネーションズリーグ
バレーボールネーションズリーグは30日、ポーランドでファイナルラウンド準決勝をスロベニアと対戦。ストレートで勝利した。 日本のスターティングメンバーは以下の通り。 西田有志 小野寺太志 大塚達宣 山内晶大 関田誠大 石川祐希 リベロ山本智大 第1セット先取。第2セットは髙橋健太郎がスタート。小野寺太志がサーブと攻守に活躍。バックアタックも放った。 第3セットは序盤5点リードしたが逆転され、マッチポイントを何度も握り、31-29でとりきった。 1,2セットはセットポイントを西田がサービスエースで決めた。第3セットもマッチポイントで西田にサーブが回った場面もあったが「少し力んでしまった」とこのときはエースがとれず。 西田も大塚も髙橋健太郎も献身的なスパイクレシーブとつなぎで目がラリーを量産。富田将馬もレシーブがためで登場。流れをきって取り戻した。 第3セット中盤で大塚が攻めあぐね、前衛で甲斐と交代。すぐに大塚が戻るが被ブロックでスロベニアにリードを奪われる。すでに交代枠を使い切っていたため再交代はできず3枚ブロックがついたところで関田が大塚にトスを上げて大塚も期待に答えて打ち切った。 リベロ山本智大はカナダ戦から本来のスパイクレシーブの良さを見せて、スロベニアでも上げ続けた。「スロベニアのオポジットのスパイクが顔面に当たってちょっとスイッチが入りました(笑)。小川の首にもメダルを掛けてあげたい」。 日本は大会初の決勝へ。東京五輪王者のフランスと対戦。メダルは確定。