55年の歴史「ショッピングセンター」秋で“閉鎖”へ テナントの思い…人気ラーメン店は移転模索 昔ながらの喫茶店は閉鎖とともに
看板メニューは、山岸さん特製のナポリタンスパゲッティ。 太目の麺にケチャップの濃厚な味がなじんでいます。 価格はまだ「昭和」が続いているような安さです。 ナポリタンを食べた人: 「大変おいしかったです、味濃厚で、ケチャップの味が。太麺で違いますよね、ゆで方もちょうどいい」
山岸さんは自身の年齢も考えてパルムの閉鎖とともに店を閉めることにしています。 常連客: 「どうしようこれから先と思いましたね。ほかに全然ないですもんね、こういうような方の店はないですからね」 「いつまでも、こうやっておいてくださる喫茶店なんてないし、良い場所だったんだけど残念です。引き留めるわけにもいかないし」
ニュースコ― 店主・山岸公子さん: 「ちょうどいいのではないかと思っている。切ないけどね、これから移転してもと思うから、辞めるんだよとみんなに言っている。みんな喜んで来てくれるから、(閉店まで)一生懸命、健康第一にして頑張ろうと思う」 移転して営業継続を模索する店があれば、パルムと共にこの秋で閉じる店も。ただ、中には閉鎖の方針にまだ合意していない店もあるということです。
長野放送
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