「マリーゴールドに来ていい思いを1つもしていない」WWE行きが噂されるジュリアが“タイムリミット”を匂わせ対戦を希望する選手たちへ警告!
試合が始まると、組み慣れているジュリア&桜井が序盤から躍動。桜井が相手2人をパリ風おパラダイスロックで固め、ジュリアとともに2人で踏みつけながら「この庶民が!」と一緒に叫んだり、「Oh! まい☆ジュリア!」とタッグ名を叫びながら腕を組んでダイビング・エルボードロップを発射する合体攻撃も久々に飛び出した。 MIRAI、詩美ともにジュリアを強く意識して真っ向からの打撃戦を展開していく熱い試合となるが、最後を飾ったのは【ミライサク】としてタッグトーナメントに出場中の桜井とMIRAIの対面。 桜井はMIRAIのミラマーレ・ショックをMPRで切り返すなど相手を知り尽くしているが故の切り返しを見せていくが、追撃を狙ったところをキャッチしたMIRAIがミラマーレ・ショック。さらにMIRAIが渾身のラリアットで叩き伏せて3カウントを奪った。 試合後、マイクを取ったMIRAIが「ジュリアはやっぱりスゲーよ。ホントはもっと近くで闘っていたいよ。でも、時間は限られてるのかな?だからこういう1つ1つの試合をもっともっと大事に闘っていきたい。ジュリア、もっともっとやりてーよ!」と思いの丈をぶちまけると、ジュリアはMIRAIと額を突き合わせながら何かを語りかけ、人差し指を立てる。 さらにジュリアの弟子的ポジションである桜井が「いつまでもこうやって一緒に闘えるかもわからない。貴女に教えてもらってきたこと、私はまだまだ返しきれてない。最後に……最後じゃないかもしれない、まだ。でも、今までで最高のシングルを貴女とやりたい」とシングル戦を熱望。 これを受けたジュリアは「桜井が今持ってる悩みとか葛藤とか全部リングで見せてくれてたと思う。だからすごい成長で、今までずっと隣にいたときよりも急スピードで強くなったね。ビックリしてるよ。お前がもう一皮むけるには私にぶっ飛ばされることが必要だよな?私のお前への愛情、愛情を桜井麻衣に注入してやるよ」と快諾。 加えて「マリーゴールドの諸君よ!ジュリアはここにいるぞ。いつでも待ってるからな。他にだ~れも言ってくる奴がいないんだったら、どっか行っちゃうから」と“タイムリミット”を匂わせながら警告を発した。 さらにジュリアはバックステージでもフラストレーションを爆発。 「マリーゴールドに来て私はいい思いを1つもしていないんですよね。このままだと『私は何でここに来たんだろう?』という気持ちでいっぱい。みんなさ、SNSで『ジュリアさんと闘いたいんですぅ~』……私が求めているのはそんなんじゃねーんだよ!リング上で『組むのも楽しいし闘うのも楽しい』?私、プロレスやってて『楽しい』って言葉、あんまり好きじゃないんだよね。苦しいの、痛いの、つらいの、それを乗り越えるのがプロレスでしょう?楽しんでプロレスやってる奴ら、お前ら、そんなんで上に行けると思うなよ!上に行きたいんだったら、ここにいるよ!いつまでいるか分かんねーよ?Twitterで『ジュリアさんと闘いたいです!』『組んでみたいです!』……あたしが求めてるのそんなんじゃねーからな?!」と、女子プロレス界全体へメッセージを贈った。
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