G大阪FW名和田我空「1年目だけど2桁得点を目指す」英紙“世界で注目の若手60人”の一人
G大阪が7日、大阪府吹田市で始動した。昨季はリーグ4位、天皇杯準優勝。新加入した期待のFW名和田我空(18=神村学園)は、元日本代表FW城彰二以来の偉業を目標に掲げた。「1年目だけど、2桁得点を目指す」。ドイツ2部ニュルンベルクから加入したMF奥抜らとともに取材対応し、早くも大物感を漂わせた。 城は94年に市原(現千葉)で12得点を挙げ、高卒新人の得点記録を持つ。10代でのJ1リーグ2桁得点者は、プロ2年目のMF荒木(鹿島)とともに2人しかいない。「簡単なことじゃないのは分かっているけど、達成しないと意味がない」。23年にU―17アジア杯で大会MVPと得点王を獲得。英紙ガーディアンに「06年生まれの世界で注目の若手60人」の一人に選出された逸材は力を込めた。 背番号は日本代表MF堂安(フライブルク)や同MF中村(S・ランス)が背負った38に決定。同い年のFW高岡伶颯(17=日章学園)はイングランド1部サウサンプトンに加入したが、出世番号を背に、まずは国内でインパクトを残す。 (飯間 健)