ジャパネットグループ、地域創生を担う「長崎スタジアムシティ」が開業
ジャパネットグループが開発を進めてきた「長崎スタジアムシティ」が10月14日、開業した。ジャパネットグループで地域創生事業を担うリージョナルクリエーション長崎は同日グランドオープンセレモニーを実施、約1万9000人が参集した。 セレモニーではジャパネットホールディングスの高田旭人社長が登壇。「試合観戦や外食など長崎でも『日常』の中に『非日常』を体験できる場所を作ることが、長崎の皆さんにとって生きがいになり、最終的に子供そして人口が増え、そういう街にしていければ」と挨拶した。
長崎スタジアムシティ全5施設(スタジアム、アリーナ、ホテル、スタジアムシティノース、スタジアムシティサウス)をめぐる、全長5キロメートルもの「日本一長いテープカット」を実施。各施設からテープが順々に切られていく様子をリレー中継でつなぎ、最終地点のスタジアムでは、高田旭人社長のほかジャパネットHDの前社長である高田明氏などがテープカットを行った。
当日は終日にわたって各施設がにぎわった。プロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」とプロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」のアウェイ戦パブリックビューイングイベント「V-MAX」の体験も実施。「V-MAX」は縦10メートル、横18メートルの巨大ビジョンで試合観戦しながらグルメなどを楽しむことができる。そのほか「おくんち(長崎くんち)」でも演じ物として奉納される市内籠町の「龍踊」や市内銀屋町の「鯱太鼓」の演舞も披露した。