暑さに強い宿根草《おすすめ3選》いますぐお庭に迎えたい!夏空に美しく映える植物
ムシムシした暑さに加え、近年の極端な高温により、夏に開花する植物は春・秋に比べて多くありません。梅雨が始まる前に暑さや蒸れ対策で切り戻しをすることも、夏の花が少なくなる要因のひとつです。 ◆ガーデニングアルバム◆夏ガーデンを鮮やか&爽やかに彩る宿根草 とはいえ、夏の暑い最中でも元気に育つ植物があります。 梅雨を乗り切って夏空に映える花々を楽しみましょう。 そこで今回は暑さに強い、夏も元気に育つ宿根草について、参考価格などとともに紹介します。さっそくみていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「暑さに強い宿根草」
・カンナ ・ホスタ(ギボウシ) ・モナルダ
暑さに強い!夏も元気に育つおすすめ宿根草3選
●カンナ 6~10月まで開花するカンナは、梅雨と夏の季節に強い球根植物です。大きな葉とレッドやイエローの鮮やかな花が特徴的で、南国の雰囲気が感じられます。葉に模様が入る品種を植えると、夏気分も盛り上がりますよ。 冬の寒さには弱いので、防寒対策をして管理をします。寒さが厳しい地域は球根を掘り上げて、涼しい場所に貯蔵しましょう。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗) ●ホスタ(ギボウシ) シェードガーデンを明るく彩るホスタは、人気のリーフプランツです。グリーンの葉色だけでなく、青みがかった葉色やホワイトがメインの葉、斑入りの葉など、さまざまなカラーが楽しめます。 暑さには強いのですが、直射日光や乾燥を嫌うため、明るい日陰などが生育場所に適しています。 ※参考価格:600円前後(3号ポット苗) ●モナルダ ハーブにも分類されるモナルダは、夏の暑さにも負けず開花する宿根草です。ピンクやパープル、ホワイトなどの花が咲きますが、とくにレッドカラーは情熱的な雰囲気で夏ガーデンにもぴったりです。 やせ地でも育つほど強健な性質ですが、なかには乾燥が苦手な品種もあります。水切れに注意して育てましょう。 ※参考価格:300~1000円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は暑さに強い、夏も元気に育つ宿根草について紹介しました。 30度を超え、35度以上にもなる日が日常的に続くようになると、日なたで育てられる植物は限られます。日光が必要な植物であっても、明るめの日陰など涼しい場所に移動させて様子をみましょう。 植物だけでなく、庭に出るときは人間も注意が必要です。屋外での作業は熱中症の原因になるので、植物のお世話は早朝や夕方などにおこない、日中の作業は避けるようにしましょう。水分補給も忘れずに。
LIMO編集部