「青春18きっぷ」が大幅リニューアル! 最長鈍行の限界旅 東京駅から西へ 1日で行ける“一番遠い駅”は変わった?
東京駅から上手く乗り換え続ければ、名古屋も大阪も越え あの駅に……
西に進み続ける旅のトップランナーは東京駅を4時49分に出発する山手線です。
朝の早い時間は東海道線の列車が品川始発になっているため、品川駅までは山手線を使わなければいけません。 品川駅に5時3分に到着し、5時10分発の小田原行きに乗り換えます。 終点の小田原駅では、1分の接続で熱海行きの列車が待っています。 この列車を使う上で注意が必要なことがあります。それはグリーン車がついていないことです。 この列車は平塚駅始発の熱海行きであるため、とても短い5両編成の電車が使われます。そのため、グリーン車を連結していません。 グリーン車を使おうとしている人は、品川駅でグリーン券を熱海駅まで買わないように注意が必要です。 ここまでは乗車時間が短い列車も多かったですが、次の列車からは一気に乗車時間が長くなります。 今度の列車は熱海駅を6時49分に発車し、浜松駅に9時17分に到着します。 1つの列車で約2時間30分、152.5キロを走ってしまうのです。 浜松駅では、豊橋駅に9時58分に到着する列車に4分で乗り換えます。この列車で浜名湖を越えて愛知県に入ります。 豊橋駅からは久々の速達列車の旅が始まります。乗り換える列車は豊橋駅を10時2分に出発し、大垣駅11時32分に到着する新快速です。この列車で名古屋を越えて、岐阜県に入ります。 大垣駅からは9分の接続で、12時17分に米原駅に到着する列車に乗り換えます。ここまでは長時間走る列車が多かったものの、この列車の走行時間は30分ほどです。この列車で関ヶ原を通ります。 米原からはまた速達列車の旅が始まります。ここで乗り換える列車は、米原駅を12時50分に出発する新快速です。 この列車は、京都、大阪、神戸といった近畿地方の大都市を次々と走り抜けていきます。なお、東京駅から長く続いた東海道本線は神戸駅で終わり、以降の路線は山陽本線です。 そして、2府2県を走り抜けた新快速は、15時17分に姫路駅に到着します。