【F1】レッドブル代表 昇格問題で周囲の過熱にクギ「あれこれ推測するのは間違っている」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が、RBの角田裕毅らが候補となっているセルジオ・ペレスの後任について言及した。モータースポーツメディア「フォーミュラ1」は「セルジオ・ペレスがチームを離れることになった場合、2025年にペレスのシートに誰が座るのかについて、これまでで最も明確な兆候を示した」と伝えた。 ペレスが今季限りでレッドブルのシートから退く可能性が高まり、角田か同僚のリアム・ローソンの昇格が有力視されている。そんな中、ホーナー代表は「(ローソンは)困難な状況下で、リアムが非常に良い仕事をした。彼が与えられた時間の中で成し遂げたこと、そしてレースペースを分析すれば、彼は良い仕事をしたと思う。裕毅も良い仕事をしている」と語った。 その上で「もしチェコ(ペレスの愛称)について何かが決まっていたら、彼らが我々の候補者となるだろう」。後任は角田かローソンに絞られたわけだ。ただ、ペレスの処遇に関しては「今シーズンが終わり、我々は彼と話し合い、シーズンを振り返り、どこで何が間違ったのかを明らかにし、今後どうすべきかをチーム全体で検討するつもりだ」と見通しに触れた。 後任争いに注目されるが、同オーナーは「急ぐ必要はない。彼(ペレス)は、依然として我々のドライバーだ。だから、彼と私が話し合うまで、来年のことをあれこれ推測するのは間違っている」と周囲の過熱ぶりにクギを刺した。
東スポWEB