パッキャオ「もう1度世界王者になる」と宣言 WBC王者バリオスに照準、来年7月に激突か
ボクシングの世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(46=フィリピン)が改めて世界タイトル挑戦を宣言した。 地元紙「DailyTribune」によると、WBC世界ウエルター級王者マリオ・バリオス(29=米国)に照準を定めているパッキャオは「2025年にもう1度世界チャンピオンになる」と語ったという。46歳の挑戦をやり遂げられるかと聞かれると「私は『もっとハードに練習しろ』と言われる必要のないファイターだ。練習するときはトレーナーがペースを落とすように頼んでくる」と話、コンディションには不安はないいうだ。 ボクシングの世界殿堂入りが決まったパッキャオはバリオス側と交渉中で来年7月にラスベガスでの激突が有力とみられている。2021年8月以来となる復帰戦。代理人のショーン・ギボンズ氏は「マニーは戦うことが好きなんだ」と説明し、バリオスのトレーナーを務めるボブ・サントス氏は「パッキャオは歴史をつくりたがった」とコメントしていた。 パッキャオはパリ五輪出場を目指していたようにボクシングキャリアの締めくくりとなる舞台を探している。ギボンズ氏は「実現すれば最後の1戦だ」と語っており、今後の交渉の行方が注目されている。
東スポWEB