【紅白】玉置浩二 紅白では39年ぶり「悲しみにさよなら」熱唱 オーケストラVerで圧巻の歌声
大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、シンガー・ソングライター玉置浩二(66)が特別企画で登場した。 白組トリの福山雅治、大トリのMISIAを前に登場した玉置。85年に「安全地帯」で初出場した際に披露した「悲しみにさよなら」をオーケストラとの共演で圧巻の歌唱力で披露した。 世界で紛争の絶えない日々が続く。ささくれ立った人々の心をなだめるように、玉置の優しい歌声が響いた。出場に際し玉置は、「紅白歌合戦をご覧の皆さまの心の平安と世界の平和を願って…悲しみにさよなら」と、今年の紅白にかける思いを明かしていた。 今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。 司会はお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーが務めた。 ゲスト審査員は、俳優の横浜流星、漫画家の青山剛昌氏、タレントの内村光良、プロ車いすテニス選手の上地結衣、女優の河合優実、プロスケートボーダーの堀米雄斗、バレリーナの森下洋子氏、脚本家の吉田恵里香氏で、今年と来年の“顔”8人。昨年までの通算成績は紅組が34勝、白組が40勝。