子どもがゲームをやめないのは「親の誤解」が原因? 悪い習慣を変える接し方
③ルールが決まっていない
ルールがないとどうなるでしょうか? 「時間無制限」となります。これでは、やめることは絶対にできません。むしろ長時間やり続けることを助長することになります。 また、ルールがなければ、基準がわかりません。どれくらいが長いのか? 子どもは3時間が長いと思っているけど、親は1時間でも長いと思っている場合も多いのです。ココが明確になっていないと、話がかみ合いません。 『もうそろそろやめなさい』 「えっ、まだそんなにやってないで」 『もう結構やってるでしょ』 「いやいや、そんなにやってないって」 不毛な会話ですよね。家でのルールが決まっていないから、本質のずれたけんかが起きてしまいます。「長い」という基準は、一人ひとり異なります。ルールを子どもと話し合うことで、何がいけなくて、どこまでがいいかがハッキリとします。 頭ごなしに叱るのはいけませんが、ルールを破ったときは、きちんと子どもに知らせる必要があります。その基準がないと先ほどの会話の例のように毎日、無駄に争うことになるので、ルールは事前にしっかりと明確に決めましょう。
ぞう先生