「すべてはパリのために」レスリング・藤波朱理が133連勝 代表内定対決を制す
◇レスリング東日本大学女子リーグ(14日、國學院高校第一記念館) レスリングパリ五輪53キロ級代表内定の藤波朱理選手(日体大)が、同じく五輪57キロ級代表内定の櫻井つぐみ選手(育英大)と対戦し、5-0で勝利しました。 【画像】全日本合宿でスパーリングに取り組む藤波朱理選手 今回両者は59キロ級で出場。藤波選手は序盤から攻めの姿勢を保ち1ポイントを奪うと残り30秒でバックをとり2ポイントを追加、3-0で第1ピリオドを終えます。 藤波選手は第2ピリオドも終盤にバックをとり追加点をあげ勝利、五輪内定対決を制しました。この日3試合を戦った藤波選手は全勝を収め中学生から続く公式戦連勝記録を130から133に伸ばしました。 大会を振り返っていい試合ができたと話す藤波選手。櫻井選手の試合を振り返ると「(この大会に向けて)つぐみさんもすごい覚悟で来たと思う。自分もそれに応えたかった」と話しました。 さらに「お互い背景は違うんですけどが目指すところは今も同じで、お互い成長できているのかなと思います。2人でパリオリンピックで金メダルが取れるように頑張っていきたいです」とコメント。 また133連勝という記録について「意識しないようにしていても意識してしまうところがあるのでまずは目の前の大会をひとつひとつ頑張りたい。全てはパリのために生かしていきたいです」とパリへ向けて意気込みを語りました。