ジャイアンツに欲しい!? 巨人のトレード獲得候補(3)DeNAの“レギュラー格”だったが
2年連続Bクラスを経て、今季はリーグ優勝を狙う読売ジャイアンツ。前半戦は首位ターンの戦いぶりを見せたが、完封負けを15回喫するなど、得点力不足が課題に挙がる。シーズン後半に向け、補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、巨人のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月28日時点)
楠本泰史
投打:右投左打 身長/体重:180cm/85kg 生年月日:1995年7月7日 経歴:花咲徳栄高 - 東北福祉大 ドラフト:2017年ドラフト8位 ここ数年は不振から抜け出せていない楠本泰史も、トレード候補として名前が挙がる選手だ。 楠本は花咲徳栄高でプレーしたのち、東北福祉大に進学。大学時代には数々のタイトルを受賞し、大学日本代表にも選出。その後、ドラフト8位で横浜DeNAベイスターズへ入団を果たした。 オープン戦から必死のアピールを続け、新人で開幕一軍を掴み取った楠本。ただ、勢いは長く続かず、プロ1年目は56試合の出場で打率.205。プロ2年目以降はさらに出場機会を減らしていった。 そんな中、2022年は94試合の出場で打率.252、6本塁打、26打点をマーク。しかし、昨季は再び成績を落とし、今季も17試合の出場で打率.179。4月4日の阪神戦では代打で逆転打を放ったが、以降は結果を残せなかった。 現在のDeNAは、ドラフト1位ルーキー・度会隆輝の活躍などもあり、外野手争いがさらに激化。その上、関根大気や梶原昂希などの存在もあるため、楠本は厳しい立場だ。 一方、今季の巨人はエリエ・ヘルナンデス、丸佳浩がレギュラーに定着。残り1枠を争う形となっているが、打撃面で目立っている若手はいない状況だ。 同じ外野手の若林楽人をトレードで獲得したため、可能性は低くなったが、注目され得る存在だ。
ベースボールチャンネル編集部