WS初勝利のドジャース・山本由伸投手（写真：アフロ）

◇MLBワールドシリーズ第2戦 ドジャース4-2ヤンキース(日本時間27日、ドジャー・スタジアム) 【画像】盗塁スライディング時に左肩を痛めたドジャースの大谷翔平選手 ワールドシリーズ第2戦はドジャースが勝利で連勝を収め、チャンピオンまであと2勝に迫りました。 初戦での劇的なサヨナラ勝利から一夜明け、第2戦の先発マウンドに上がったのは山本由伸投手。自身初の大舞台の初回は、先頭にこそフォアボールで出塁を許すも、3番・ジャッジ選手から三振を奪うなど、落ち着いた投球で無失点に抑えます。 すると2回、ドジャースはこの回先頭のエドマン選手がレフトへのホームランを放ち先制。しかし3回、山本投手は2アウトから2番・ソト選手にこの日初めてのヒットとなるソロホームランを浴び、同点に追いつかれます。 それでもその裏、ドジャース打線は2アウトから2番・ベッツ選手がヒットで出塁すると、3番のテオスカー・ヘルナンデス選手が2ランホームランを放ち、すぐさま勝ち越しに成功。さらに続くフリーマン選手にも2者連続となるホームランが生まれ、3点のリードを奪います。 援護を受けた山本投手は4回から6回まで3イニング連続で毎回三振を奪いながらの完全投球。7回先頭打者をセカンドフライに打ち取ったところで交代し、7回途中わずか1安打1失点という素晴らしい投球でマウンドを降りました。 その後ドジャースは4人の投手の継投でリードを守り切り連勝し、ワールドシリーズ制覇まであと2勝に迫りました。 また、『1番・DH』で出場した大谷翔平選手は3打数無安打1四球という内容、7回の盗塁の際に左腕を痛めたような様子を見せベンチに戻りました。