【陸上】ブダペスト世界選手権男子競歩2冠のマルティンが引退 「悲しいが、さよならを言う時だ」
昨年のブダペスト世界選手権で、男子20km、35kmの競歩2冠を果たしているA.マルティン(スペイン)の現役引退が9月8日に欧州陸連から発表された。今月7日に式典を行い、パリ五輪での競技を最後に第一線の選手としての活動を終えることを表明していた。 男子20km競歩・ピンタドがエクアドル28年ぶり金 日本勢は池田向希7位、古賀友太8位 女子は世界記録保持者・楊家玉が制す/パリ五輪Day1 マルティンは現在30歳。4度目の五輪となったパリ大会では、昨年の世界選手権女子競歩2冠のM.ペレスと組んだ初実施の男女混合マラソン競歩リレーで金メダルを獲得した。 個人では20km競歩で銅メダルを手中におさめた。6大会出場した世界選手権での初入賞は17年ロンドン大会20kmの8位。同種目ではオレゴン世界選手権でも7位に入っていた。 引退に際し「つらく悲しいが、さよならを言う時だ」とコメントを寄せた。
月陸編集部