スペイン代表GKウナイ・シモン、エンバペの政治的発言について「サッカー選手が語るべきテーマかどうか…僕はスポーツのことしか話さない」
スペイン代表GKウナイ・シモンが、フランス代表FWキリアン・エンバペの政治的発言について言及している。 エンバペは17日に行われたEURO2024初戦オーストリア戦(1-0)の前日会見で、フランスの解散総選挙について発言。若者たちに投票を行うよう訴えたほか、「極端な思想は分断を生む」と勢い盛んな極右政党「国民連合」に対して否定的な見解を示した。 サッカー選手の政治的発言を行なったことは賛否両論となっているが、17日に会見に出席したウナイ・シモンは否定的な意見を述べる。アスレティック・ビルバオ守護神は、プロのスポーツ選手として公の場に立つ人物は発言のテーマをスポーツのみにどどめるべきと説いた。 「キリアンは世界的、社会的に大きな影響を持つ選手であり、全体的に選手というものは大きな反響を得ることができる……。でも、結局それは政治的なテーマだ。時として僕たちは、首を突っ込むべきか分からないことについて意見を言ってしまう傾向があるね」 「僕はフットボールのプロフェッショナルだ。だからこそ現在は、君たち(報道陣)とスポーツのことについて話すだけにとどめるよ。政治的なテーマはほかの人間、ほかの組織に任せたたいと思う」