ユヴェントスOBが若き逸材ユルドゥズの起用法を疑問視 「間違った方向に行くキエーザ」とも発言
左サイド起用が増加
ユヴェントスやナポリのOBであるマッシモ・マウロ氏が、ケナン・ユルドゥズの起用法を疑問視している。 [動画]ユヴェントスvsラツィオ ハイライト 現在19歳のユルドゥズは、将来を嘱望された逸材で、今シーズンからユヴェントスの10番を背負っている。シーズン開幕戦では躍動し、絶賛。9月にはアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が持つクラブのCL最年少得点記録を更新した。 ところがユヴェントスにトゥーン・コープマイナースが加入すると、ユルドゥズは左サイドでプレイすることが多くなり、状況が一変する。『Football Italia』によると、それについてマウロ氏がこう言及している。 「コモとの試合では、彼は中央でプレイし、左右に動いていた。彼は違った形でボールを受けていた。左サイドでは予測がつきすぎているようで、間違った方向に行くキエーザのように見える」 マウロ氏が懸念するように、ユルドゥズはリーグ開幕戦で期待されたほどの活躍が見せられず、ここまで未だ無得点で2アシストに留まっている。 ただまだ彼は10代で、自分の得意なところだけでなく、クラブの状況に応じてプレイの幅を広げることが必要かも知れない。今後、適応し成長していく姿に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部