滋賀レイクスがスコアラーを獲得…5季ぶりに日本へ「素晴らしいシーズンになることを楽しみにしています」
滋賀レイクスは7月11日、マーキース・カミングスと2024-25シーズンの新規契約を締結したことを発表した。 現在35歳のカミングスは、198センチ108キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。フィリピンでプロキャリアを始めると、Dリーグ(現Gリーグ)、ポーランド、エジプト、レバノン、韓国、ギリシャのチームを渡り歩いた。2018-19シーズンに名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、2019-20シーズンにレバンガ北海道と、Bリーグでのプレー経験もあり、2023-24シーズンはメキシコとアンゴラのチームに在籍した。 同選手、原毅人スポーツディレクター、眞庭城聖ゼネラルマネージャーは公式HPで次のようにコメントした。 「仕事が始まる時が待ちきれませんし、新しいファミリーに加わる準備もできています。また日本に戻る機会をいただけたことにとても感謝しています。ここは競争が激しい素晴らしいリーグで、今年も素晴らしいシーズンになることを楽しみにしています」(カミングス) 「『B1復帰、そしてBプレミアへ』に向けて、Bリーグでも屈指のスコアラーとしての実績を残したカミングス選手が、5シーズンぶりに日本へ戻る舞台として滋賀を選んでくれたことを嬉しく思います。カミングス選手はコロナ直前の2シーズンを名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、レバンガ北海道でプレーし、両シーズン共に1試合平均23点台というスタッツを残しており、Bリーグでキャリアハイ44得点という驚異的な記録も刻んでいます。圧倒的な身体能力と1on1スキルから得点を量産する姿は多くのファン・ブースターを魅了しました。また、身長は2m未満ながら、その豪快なダンクパフォーマンスにより、2年連続でオールスターゲームではダンクコンテストにも出場している選手でもあります。また、13人が出揃った2024-25シーズンロスターの中で、カミングス選手は最年長となります。コート上でのパフォーマンスはもちろん、欧米アフリカ・アジアという世界中でバスケットボールプレーヤーとして戦ってきた経験値から成るリーダーシップで、若く伸び盛りの選手が多い構成となったチームを牽引していってもらいたいと期待しております。皆様、カミングス選手の豪快なプレーに大きな声援とご期待をよろしくお願いいたします」(原SD) 「この度、カミングス選手と契約させていただきました。彼を迎え入れられる事を心から嬉しく思います。彼の特徴は高確率のシュートから生み出される攻撃力であり、昨季はアフリカリーグで2P成功率60%、3P成功率40%を記録しています。1対1の打開力も持ち合わせたプレイヤーであり多彩なオフェンスで得点、アシストで貢献してくれると評価しております。人間性の部分に関しても彼はコミュニケーションを重視しており、チームメートやコーチ陣と良好な関係性を築くリーダーとしての役割も期待しています。今までのキャリアで11カ国でプレーしてきた経験と最年長という部分で、プレー面でもプロフェッショナルの振舞いとしてもリーダーシップを発揮してくれると確信しています。また、彼自身日本に戻ってきてBリーグでまたプレーしたかったと話しており、その念願が叶ってモチベーションが上がっているとの心強い言葉も頂いています。レバンガ北海道在籍時代に市岡ショーン選手ともチームメートとして共にプレーしていることから、イメージは出来上がっていると自信も見せてくれました。ハードワーカーでありスコアラーの彼がレイクスのホームを何度も沸かせてくれるでしょう。ブースターの皆様もカミングス選手の応援をぜひよろしくお願い致します!」(眞庭GM)
BASKETBALL KING