日航機墜落事故から39年 追悼慰霊式 群馬・上野村
日テレNEWS NNN
日航機墜落事故から12日で39年です。群馬県上野村では追悼慰霊式が行われ、事故発生時刻に合わせ黙とうがささげられました。 39年前の8月12日、羽田発大阪行きの日本航空123便が墜落し、乗客・乗員520人が亡くなりました。 御巣鷹の尾根には12日、230人の遺族らが登り、亡くなった方の墓標などに手を合わせたほか、尾根ではシャボン玉を飛ばすなどして犠牲者を弔いました。 夕方からは、犠牲者の数と同じ520本のロウソクに灯がともり、事故発生時刻の午後6時56分に黙とうがささげられました。 日本航空では当時入社していた社員が全体の0.5%となる中、今年、旅客機同士の接触や滑走路への誤進入など、安全運航に関わるトラブルが相次いでいます。 日本航空・鳥取三津子社長「安全には、いかなるゆるみであったり、妥協が許されないものだと、全社員につたえながらやっていきたい」 日本航空は今年相次いでいるトラブルについて、国土交通省に再発防止策を出していますが、鳥取社長は中途半端に終わらせず対策を徹底していきたいとしています。