【空耳?】「強盗だ!」は「Go to a door!」なのか…異例の裁判 オーストラリア人英会話講師に懲役2年の実刑判決 パルクールで2階ベランダへ?強盗は認めず
「金は?」か「Can you walk?」か…
「強盗だ」ではなく「Go to a door」、つまり「火災が迫っているから早く扉に向かえ」、そして「金はどこだ」という脅し文句も、まったく別の意味の英語だと主張する。 それが、「金は?」ではなく「Can you walk?」、つまり「歩けるか?」と確認したというのだ。 争点になっているこの“空耳”。 “Go to a door”と“強盗だ”の聞き間違いについて街で話を聞くと、「間違えない」と言う人もいれば、「あると思います」と話す人もいて、意見は割れた。
傷害と住居侵入の罪で懲役2年の実刑判決…強盗は認められず
そして下された注目の判決は、傷害と住居侵入については認められ、懲役2年の実刑判決。 しかし、「強盗だ」、「金を出せ」といった言葉に関して、裁判長は「被告人の『“Go to a door”と発言した』などとの供述は信用できないが、そうであっても、被害者が何らかの発言を誤って認識することがないとまでは断定しきれない」と述べ、強盗については罪を認められなかった。 判決の中で、裁判長は、2階のベランダに立ち入った住居侵入について、「被告がガソリンの臭いを感じたという供述は信用できない」と指摘。 「危険を知らせるのであれば、玄関ドアのインターホンを押すなど、別の方法が容易に考えられる」として、マシュー被告の行動が不合理であるとの判断を示した。 (「イット!」10月18日放送より)
イット!
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