阪神 痛恨敗戦も大山の打撃には上昇気配 阪神元監督が評価「スムーズにヒットしている印象」
「阪神１（降雨コールド）３巨人」（１日、甲子園球場） 阪神は、７回終了時降雨コールドゲームで敗戦。佐藤輝の守備のミスが響く痛い一敗となった。その中でも、打線は大山が初回に先制適時打を放つなど２安打。デイリースポーツ評論家・藤田平氏は、大山の放った右方向への２安打を評価。また、巨人先発・菅野の二回以降の好投が、巨人打線の勝ち越しを成功させた七回の攻撃へつながったと指摘した。 【写真】痛恨敗戦でも希望の光！大山のタイムリー ネット裏のファンも熱烈応援 ◇ ◇ 大山のタイムリーはバットの先の方だった。だが、外角気味のボールに対して右方向へ打ち返した内容や狙いは良かった。今季は強引に引っ張ろうとする打撃が目立ち遊撃へのゴロが多かった。 ただ、前カードのＤｅＮＡ戦から右方向へ良い打球を飛ばせるようになっており、打撃の調子としては悪くないのではないだろうか。四回の右前打もスムーズにヒットにしている印象だ。 一方で巨人先発・菅野は初回こそ先制を許したが、二回と三回は共に三者凡退に抑えるなどゲームにリズムを作った。このことが打線の七回の勝ち越しにつながったといえる。
