コカ・コーラ「紅茶花伝」がブランド史上初の展覧会開催 「小さなやさしさが大きな心地よさを生んだ」エピソードを展示
コカ・コーラシステムは、「紅茶花伝」ブランド初となる展覧会「大!小さなやさしさ展」を11月12日から24日まで「六本木ヒルズカフェ」(東京都港区)で開催している。 メッセージへの共感や自分ごと化によるブランドのファンづくりが開催の主な狙いとみられる。 11月12日、取材会に登壇した日本コカ・コーラの田中惇也マーケティング本部シニアブランドマネジャーは「来場者がほっこりとやさしい気持ちを抱き、『小さいって、偉大。』のブランドメッセージを体感していただきたい」と語る。
イベントでは、「電車での忘れ物に粋な特急券が添えられていた」といった、「小さなやさしさが大きな心地よさを生んだ」エピソードを26種類展示。 エピソードは、2022年から24年の間に朝日新聞社が掲載した記事からブランドチームが選定した。 エピソードを基にしたミニチュア作品や、大きなモニュメントも展示することで「小さいって、偉大。」を視覚的に伝える。 「あえてミニチュア作品を展示することで、小さなやさしさが集まって大きなやさしさになることを感じていただく。大きなモニュメントでは、小さなアクションをきっかけに、大きなコミュニケーションの輪ややさしさが生まれたことを表現している」。 体験型の巨大シールアートも用意している。 これは「来場者の方にも、小さなアクションが大きな成果を生む体験をしていただく」との考えの下、来場者が1枚ずつ壁にシールを貼っていくことで、「紅茶花伝」オリジナルキャラクター「ロイミ」のイラストが完成する仕立てとなっている。 来場者には「紅茶花伝」ブランドで使われているセイロン茶葉を使用して抽出したホットのストレートティーをカップに注ぎ配布する。 製品ではなく、使用している茶葉のストレートティーの提供はブランド初となる。 「寒くなってきた時期に、“小さなやさしさ”として、どこでも飲めるわけではない『紅茶花伝』の茶葉のストレートティーをホットで飲んでいただきたい」と述べる。 会期中の来場者数は約6000人を見込む。