インドネシア代表がシン・テヨン監督を電撃解任!なぜ今のタイミングなのか現地メディアが解任理由を指摘「突然ではない」
インドネシアサッカー協会は現地時間6日に、サッカーインドネシア代表のシン・テヨン監督を解任すると発表した。インドネシアメディア『radarindramayu.id』は、なぜインドネシア代表がシン・テヨン監督解任という決断を下したのか、そして今後の見通しについて報じている。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は会見で、「もちろん、シン・テヨン監督のこれまでのパフォーマンスに感謝したいと思う。私たちの関係は非常に良好で、希望のプログラムに向けて最善を尽くしていた」と述べた上で、「しかし、もちろん、代表チームのダイナミクスには、我々の評価において特別な注意が必要だ。我々は、より組織的な戦略を実行でき、選手たちとより良いコミュニケーションを確立できるリーダーの必要性を認識している」と、解任理由について伝えていた。 インドネシアはFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で、6試合を消化し1勝3分2敗となかなか勝利できず苦しい状況が続いていた。また、東南アジアの国々が参加する昨年12月から開催されているASEANチャンピオンシップでは、グループステージ敗退という結果に終わっている。 同メディアは、「シン・テヨン監督の解任の決定は突然ではなかった」と前置きし、「インドネシアサッカー協会は中国との試合(6月に控えているアジア最終予選第9節)に向けてこのステップを考えていたことを明らかにした。時間が限られているので、この決定は今しかない。代表チーム内の力関係にはさらなる注意と改善が必要であるため、チームのリーダーシップという点で変化の時期が来たと感じているようだ」と、解任の経緯について伝えている。 また、「会長はインドネシア代表チームの監督にふさわしい候補者を見つけたようだ。興味深いことに、後任監督は1月11日にインドネシアに到着する予定で12日に新監督を紹介する記者会見を計画している」と述べた上で、「監督によると、綿密な面接と評価を受けた後任候補者が3人いるという。コーチの名前は明らかにされていないが、シン・テヨンの後任に誰が選ばれるのか、国民の関心が集まっている」と、後任監督がすでに決まっていることも報じていた。
フットボールチャンネル編集部