35歳無職の娘……定年後、娘を養いながら老後を暮らしていけるか心配です。退職金・年金・妻のパート代で、家族3人暮らしていけますか?
まとめ
今回紹介しました方法は、あくまでも一例にすぎません。一般的に、任意後見制度や民事信託は準備した財産を取り崩していくため、娘が長生きした場合、途中で資金が足りなくなるリスクがあります。その意味で終身保障の公的年金を優先的に準備することをお勧めします。 最後に、娘が自立できない原因や対策は人それぞれ異なります。家族だけで問題を抱え込まずに、支援する公的窓口やNPO法人などに相談しましょう。 ご相談者Aさんは、今回ご相談に来られて、さまざまな選択肢を見つけることができたと言います。 老後生活の悩みはご家庭により異なりますので、ご自身で生活費のシミュレーションや対策が難しい場合は、セカンドライフに詳しいファイナンシャルプランナーに相談しましょう。老後資金の試算だけでなく、さまざまな対策についてもアドバイスを受けることができるでしょう。 出典 (※1)日本年金機構 障害年金 厚生労働省 こころの耳 うつ病に関してまとめたページ 厚生労働省 ひきこもり支援推進事業 (※2)日本年金機構 国民年金 (※3)国民年金基金連合会 ホームページ (※4)厚生労働省 生活保護制度 (※5)日本年金機構 障害年金 (※6)厚生労働省 成年後見はやわかり ホームページ 執筆者:植田周司 CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士、円満相続遺言支援士(R)
ファイナンシャルフィールド編集部