自宅にFAXはもう不要? 自宅からファックスをなくすと何がどの程度不便になるの?
FAXを手放すと何がどれくらい不便になる?FAXのメリット
実際にFAXを手放したときに不便になると思われることをご紹介します。 ■図面や契約書類のやり取り FAXは、図面や契約書類など、手書きの要素が含まれる書類のやり取りにおいて非常に便利に利用されています。特に、手書きのサインが必要な書類を迅速に送信する際には、FAXが重宝されることも。実際、筆者の実家が経営している飲食店では、昔ながらの予約仲介業者といまだにFAXを使ってサインのやり取りしているそう。 電子メールでは、手書きのサインをそのまま送信することが難しい場合がありますが、FAXであればそのままの形で送信できるため、信頼性が高いとされています。また、紙媒体でのやり取りが必要な場合にも、FAXは便利な手段です。 ■法曹界ではFAXが活躍する場面がまだまだ多い 法曹界では、FAXが依然として重要な役割を果たしています。法律関係の書類は紙でのやり取り機会が多く、やり取りは正確さが求められ、なおかつ修正事項がある場合は紙にペン入れする方が楽な場合があるためFAXの即時性が重宝されているようです。また法律文書はしばしば紙媒体での保存が求められるため、FAXによる送信が適している場合があります。 ■開封率が高い FAXで送信された書類は、送信されると自動的に印刷される仕組みとなっているため、開封率がメールに比べて開封率が高いという特徴があります。メールの場合、スパムフォルダに振り分けられたり、見落とされたりするリスクがありますが、FAXは直接プリントアウトされるため、受信者がほぼ確実に目を通すことが可能。このため、重要な通知や緊急の連絡を行う際には、FAXが有効な手段となることがあります。 ■自宅で利用するFAXの代替サービス FAXを手放すことを考える際には、代替サービスも検討しましょう。FAXの代わりとなる便利なサービスをご紹介します。 ■コンビニのFAX コンビニのプリンターはFAX機能がついています。「年に数回FAXを使う程度」ならコンビニで十分でしょう。必要なときにだけ利用できるため、維持費がかからず、急な送信が必要な際にも対応可能です。 ■インターネットFAX インターネットFAXは、パソコンやスマートフォンを利用してFAXを送信できるサービスです。メールのように簡単に送信でき、相手方の手元ではFAXで出力されます。 逆に受信したFAXもデジタルデータとして保存できるため、紙の管理が不要です。また、インターネット接続があればどこからでも利用できるため、外出先でもFAXの送受信が可能です。
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