ファジアーノ岡山戦に挑むベガルタ仙台の先発選手。サポーターも多く集まった　撮影：中地拓也

　12月7日、ベガルタ仙台はJ1昇格プレーオフ決勝を戦ったものの、0-2で敗れた。その試合後の姿がファンの心を掴んでいる。 ■【画像】「こんなに泣くとは思わなかった」「辛くなる」J2仙台の選手が試合後に見せた「ピッチ横での悔し号泣姿」■ 　悔しい敗戦だった。森山佳郎監督が率いて1年目ながら、序盤から粘り強さを発揮。選手全員で競争を繰り広げながら勝利を重ねて通常シーズンを逆転する形で6位でフィニッシュ。J1昇格プレーオフに滑り込んだ。 　その第1戦目はV・ファーレン長崎との一戦で、通常シーズン・3位のチームを4-1で撃破。それだけに、この試合でも大きな期待が持たれていた。しかし、今季2戦2敗の相手にこの試合でも苦戦。前後半に1点ずつ失点して敗れている。 　その試合後、選手はサポーターに挨拶に行くのだが、敗れた直後のピッチの上とは違った姿を見せる。陸上競技場のトラックの上で、選手が次々と感情を表に出す。涙を流す選手が続出して、号泣する選手もいるほどだった。 　ゲームキャプテンの郷家友太、石尾陸登、名願斗哉らは特に泣く姿を見せており。そんなチームにサポーターは拍手やチャントで応えて、ロッカールームへと送ったのだった。

■「こんなに泣くとは思わなかった」「辛くなる」

　そんな様子はSNSでも話題に。以下のような声が上がった。 「我慢してたのにもらい泣き」 「石尾も名願もありがとうな、2人とも悔しい気持ちが沢山あると思う。ベガルタのために泣いてくれて、今後どこでプレーしようが応援するからな」 「レンタルという立場でもこんなに泣いてる名願見てグッと来た」 「名願までこんなに泣くとは思わなかった。レンタルとはいえ心からベガルタの為に捧げてくれた証拠だな。ありがとう名願」 「推しの涙が辛すぎる」 「バイト後にコレ見てまた号泣、。来季も頼むぞ郷家キャプテン」 「郷家の涙はこちらまで辛くなる」 　仙台の選手はこれで今シーズンが終了。来季に向けて、新たな準備を始めることとなる。